Vol 38.『おこだでませんように』

こんにちは❗️のりさんです🤗

今日は7月7日 七夕です🎋 が…あいにくの雨☔️ しかも大雨警報が出るほどの💦

織姫と彦星は この分厚い雨雲の上で 今夜 再会できるでしょうか❓

さて 七夕と言えば 願い事を書いて 笹に飾る短冊がありますが あなたなら どんな願い事を書きますか❓

保育園の大笹にも 子ども達の短冊がたくさん飾られています✨

『おいしゃさんに なれますよう』『おかし たくさん ほしい』『おはなやさんに なりたい』『スーパーマンになりたい』などなど😊

それぞれの願いを込めて 一生懸命 自分の字で書いている子が 多かったです。

また『コロナがはやく なくなりますように』という内容のものも多かったです。

今日ご紹介する絵本は 一人の男の子が短冊に ある願い事を込めた お話です。

『おこだでませんように』

くすのき しげのり 作 / 石井 聖岳 絵 小学館

おこだでませんように | 書籍 | 小学館
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、…

目にいっぱいの 涙を溜め 横を向き 口を「一文字」に結んでいる 男の子。

『ぼくは  いつも おこられる。 いえでも がっこうでも……。』

『ぼくは どないしたら おこられへんのやろ。 ぼくは どないしたら ほめてもらえるんやろ。

 ぼくは……「 わるいこ」なんやろか……。』

七夕の日 学校で お願いを短冊に書くことになった 男の子。

一生懸命 考え 一字一字 心を込めて 1番の願い事を書いた…。

『おこだでませんように』

数年前 この絵本を初めて読んだ時 なんとも言えない 思いになり 涙が出ました。

決して 怒られたい訳じゃない。 悪い事を したい訳じゃない。自分なりに 一生懸命 生きている。

ただ 『伝え方』が 『関わり方』が 少し不器用なだけ。

そんな子ども達の 心の声を 私はいくつ 聞き取ることができただろうか。

そんな子ども達の 心の声を 私はいくつ スルーしてしまっただろうか…。

もっと 一人一人に 寄り添い 心の声に耳を傾ける事ができる 先生になろう。

そんな 初心に帰る事ができた 私にとって 大切な 一書です。

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