ご紹介する記念すべき1冊目は・・・
さとう わきこ 作・絵 福音館書店
ばばばぁちゃんシリーズの『すいかのたね』です。
すいかのたね|福音館書店
すいかのたね。子どもたちに長く読み継がれる絵本・童話・科学書を作り続けている福音館書店の公式サイト。
この絵本は私にとって絵本好きになる原点です。
学生時代、実習でお世話になった保育園の先生が独特な声とリズムで子ども達に読みかせていたのを目の当たりにし、ストーリーもユニークで色々カルチャーショックを受けた事を今でも鮮明に覚えています。
小さな小さな黒いスイカのたねを庭に植えたばばばぁちゃん。
その姿を木の上から見ていたこねこは
『ばばばぁちゃん だいじそうに なにか じめんにかくしたな』
と思ってこっそりほじくり返しちゃう。
でも出てきたのは小さな黒いすいかのたね。
『なぁんだ、つまらない くろいたねだ』
そう言い、またもとのようにうめといた。
その姿を遠くで見ていたのはこいぬ。
こいぬも同じようにほじくり返し
またうめ戻す。
それを見ていたうさぎも、
うさぎを見ていたきつねも
同じようにほじくり返しては
『つまらんたねだ』
『くだらんたねだ』
とうめ戻す。
そう、それを見ていたばばばぁちゃんも
『きつねのやつ何かうめてるねえ。みてやろっと』
とほじくり返す。
でもやっぱり出てきたのは
黒い小さなすいかのたね。
『なぁんだ すいかのたねかぁ・・・
おや❓これは❗️』
と自分がうめたことを思い出した途端、
小さな黒いたねは・・・⁉️
このお話を題材に作品展をやったことがあったのですが、その当時受け持っていた子達もばばばぁちゃんのファンになり、今やママになった子は、自分の子に『すいかのたね』を読んであげているとか😊
ばばばぁちゃんは楽しいことが大好きで、
アイデアマン❗️
シリーズ化されているのでいろんなばばばぁちゃんに出会えますよ❗️