Vol 34.『たまご にいちゃん』

こんにちは❗️のりさんです🤗

私 実は 卵星人(無類の卵ずき💕)なんです🤗

中でも卵焼きは大好物です♪

卵焼きのないお弁当は お弁当じゃないと思っているくらい😁

でも今日ご紹介する卵は、食べる目線ではないです笑

『たまご にいちゃん』

あきやま ただし 作/絵 すずき出版

鈴木出版株式会社
すずき出版コーポレートサイト

表紙の折り込み部分に『からが こわれる 日』と題して 作者のコメントが載せられているのですが、それが とても素敵で ぜひお父さんに読んで欲しいなぁと思う1冊です。

『この こ、たまごにいいちゃんと いいます。 ほんとうは もう たまごから でていないと いけないんです。 でも でたくないんです。 たまごにいちゃんは、ずーっと たまごで いたいと おもっていました。』

凛々しい顔を覗かせた たまごにいちいちゃんは、からにヒビが入らないように いつも 石をよけながら 歩いています。

お母さんに『はやく おおきくなると いいわね』なんて言われると『いいえ。ぼくは これで いいんですよ、おかあさん』なんていう始末。

弟が 黄色いひよこになり、お兄ちゃんより大きくったって たまごの方が いいんです。

だって、だって…。

『いつでも おかあさんに あたためて もらえるから』

お兄ちゃんになったって お姉ちゃんになったって、お母さんやお父さんに いつまでも甘えていたいと思う気持ちは 子どもの心の中に あるんだとういうことを 改めて認識させられた 絵本です。

つい口走ってしまいがちな『お兄ちゃんなんだから』『お姉ちゃんでしょ』という言葉。

自覚って植え込まれるものではなくて、自分で目覚めるものだと思うから。

同じ言うなら『さすがお兄ちゃんだね❗️』『お姉ちゃんはすごいね❗️』という言葉の方が 素敵じゃないですか❓

からに こだわっていた たまごにいちゃんも、からをやぶった 自分の姿に まんざらでもなかったようですよ♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました